では、前回の記事を踏まえて
〜カナーボンでファームジョブを探してみた!〜
- とりあえず出来るなら 住込める家 探しから
- 実際にファーム地帯に行ってみたら
- そんなカナーボンで、私達の場合
- 周ってみて思ったこと
- でもなんか違う、で探し続けた結果
- カナーボンに5ヶ月間、滞在して
- 〈オマケ〉
キャラバンパークにとりあえず滞在しながら職探し
私達は車を持っていたので
主に、 直接 突撃する作戦でした!
とりあえず出来るなら 住込める家 探しから
カナーボンには、個人ファームが多くあります。
町からも距離が遠い為、中にはファームのオーナーがキャラバンや小屋を持っていて働く人々は好意でそこに住まわせてもらえる場合もあるそうです。
〈ちなみに、、、〉
カナーボンでのキャラバンパークの長期滞在は、お金がかかります。
キャラバンパークは町に結構多くありますが、それらはあくまで観光客の為に稼働させたい為、長期滞在用の設備はあってないようなものみたいです。(お金を払えるなら可能です、もちろん。)
キャラバンやキャビン、小屋が設備としてあるキャラバンパークにて聞いてみた所、私達にとってそれらの値段はとてつもなく高く、とても長期で滞在できたような値段ではありませんでした( ;∀;)
カナーボンは、仕事を求めて来るワーホリの人数も限りなく多すぎるので、そういった事になっているそうです(笑)
ただ、テントや車で寝泊まりしたりの通常通りのキャラバンパーク内長期滞在は、値段の面でも全く問題ありません♪
まとめて滞在で値段を安くするパック料金のようなものを取り入れているキャラバンパークもあり、仕事を見つけそこから通うという手段をとっている人々もいるようでした。
車持ちのワーホリが利用する事もしょっちゅうなキャラバンパーク。
親切なスタッフさんなら小話の成り行きでちょっとした情報を与えてくれる事もありました(^ ^)
よって、仕事ももちろん探しますが、
私達は「仕事と 家 をいっしょに探してるんだよ〜」という形でまずは仕事探しを始めることにしました(*゚∀゚*)
実際にファーム地帯に行ってみたら
とりあえず端の方から車で見て周ってみました。
すると、7割ぐらいのファームで表に「NO WORK」「NO JOB」の看板が。
ファームで有名なカナーボンで、仕事の探し方が主に直接ファームに行くしかない。
となると、すごい人数がやって来る事になりファームのオーナーも毎度、相手をするのは大変なので看板を置いてるみたい(・_・;
まぁそうなるよね( ̄▽ ̄)笑
そして、「直接 訪ねる」といっても訪問販売の如く1つ1つ民家のベルを鳴らしていく訳ではありません!!!(当たり前(笑))
基本は、直接行く、、、といっても
広大なファーム地帯から、働いている人を見つけ、声をかけに行く!!
という途方もなく 運 と タイミング次第 の方法となります( ´ ▽ ` )ノ
そんな感じなので、人を見つける事自体が難易度が高く、そんなにしょっちゅうあるものではありませんでした。。
そんなカナーボンで、私達の場合
ビビりな私たち夫婦は、オーナーの意思「NO WORK」の看板を見ると一瞬で諦めて素通りしてました・・・(・∀・)
なので全然、突撃に行けません。。。苦笑
それでも 車で周りながら
やっとのことで人を見つけて
思いきって突撃するかどうかを決めていたポイントは
・お断りの看板を元々立てていない所で
・家自体が綺麗そう
・かつ庭にテラスやくつろぐイス・バーベキュー台などがあると尚良し
・簡素過ぎる住居 や 三角錐の帽子はちょっと辞めておく
ただでさえ人を見つける事の少ないファーム地帯で
自分たちで、「こういう所ならたぶんハズレが少ないだろう」と更に謎の基準を設けます( ̄▽ ̄)
どんだけビビりなんでしょう。。笑
(でも結果として、私達にとってはこの作戦が功を奏し、良い出会いがあったように思います)
そしてウロウロした結果、
これらの基準を満たした場所で人を運良く発見できた 7軒ぐらい(!?)にはどうにかレジュメを渡す事ができました。
基本的に元から看板で断られてない場所で話をしに行っているのもあってか感じの良いオーナーの方が多く、
そのまま「六月からなら仕事があるんだけど、働くならここに住んでもいいよ〜」と離れの家を見せてもらったり、家に招き入れてもらえ自家製のワインとバナナケーキを頂きながら仕事の話などを教えてくれた所もありました(^^)
もちろん、私達の姿を見てソッコー「仕事ないよー!」と言われる事もありましたが、そんなにイヤな感じではありません。
向こうは仕事探しの人を相手するのに非常に慣れていて、まぁ何かと毎日大変だろうなぁ、、としみじみ感じました。(笑)
周ってみて思ったこと
とりあえず、土日は避ける。
(働いてる人が極端に少ないから)
正午も怪しい。
(お昼休憩で外にいない可能性が高いから)
ファームの数は多い上、
この「タイミング」が全ての方法ではどれだけ時間があっても、全てのオーナーに出会うことは難しいでしょう。
仕事があるか無いか自体も不明なままですが、人を探すこと自体も、
全ては運次第・・!!!
もし敷地内に人を見つけ、足を踏み入れる事にしても気配りと細心の注意を払う事は大切なように思います。
探し方的にも仕方がない事ですが、畑やたまに居住スペースも含まれる私有地に勝手に入るようなものなので・・・(^-^;
レジュメ(履歴書) は必ずしも必要なものではなく、連絡先を渡すことが目的なので紙や口頭でもいいぐらい。ただ、レジュメなら受け取ってもらった後、小さな紙切れよりは失くしにくいし(大きさが。笑)日本人であることや自分の詳細などに興味を持ってもらえるカモ!?なので有効なように思いました♪
カナーボンにて時給制をとっているオーナーさん達は
同じ給料を払うのなら、サボったりしない真面目で働き者や誠実な人を強く求めているようで、各国の労働者が常々やってきているので、長年いろいろ思う所や経験がそれぞれあるようです。
日本人であることは、割りとどこでも好意的に受け取ってもらえてたように思いました。
ー*今までの日本人の方々のおかげですね*ー
でもなんか違う、で探し続けた結果
結局、前述の場所ではどうにもピンと来ず決めきらず、返事は一旦保留にして、その日もうちょっとだけ探すことに。
「最後にこの通りを見たらもう・・・」と決めた夕暮れ時、
炎が見える庭。
たまたま目に入ってきたファームにて バーベキューの気配に人影が・・・
これでもう最後にしようか、と、最後の聞き込みへ!!
思いきって挨拶をすると
「ああ、、、日本人か?」
そう聞かれて始まった会話は、雑談のようにトントンと進みました。
「オーストラリアを一周してここへ来たこと」「今はキャラバンパークで滞在していること」「家を探している事」「釣り好き」なことなど・・・
とにかく何が幸いしたのか分かりませんが、話をして
「テントのキャラバンパークでその値段じゃあ高すぎる。うちには今使ってないキャラバンもあるし・・・住めそうな場所あるけど、住む?」
「明日だったらちょうど仕事あるけど、する?」
なぜかそのまま最終的にバーベキューを一緒に頂きながらも(^^)
翌日の仕事と家をgetすることができました!
そして保留にさせて貰っていたファームには、後にそっと断わりの電話をいれたのでした・・m(_ _)m
日が明るい時に 一度は通っていた道
その夕暮れ時に炎が見えなければ、人がいなければ、その家に入ることはなかったでしょう。
そこから、仕事自体は毎日しっかりとあった訳ではありませんでしたが、
オーナーや家族、仲間に恵まれたそこでの暮らしが私達はとても気に入り、穏やかに仕事をしながらも約5ヶ月間 お世話になりました*
カナーボンに5ヶ月間、滞在して
滞在した5ヶ月間。
仕事に関しては遠い場所まで自転車で来ても掴む人は掴んでいくものだなぁと感じたし、逆に車でまわっても仕事がないものはない、という人々もいっぱいいた。
何より自分達が滞在していて、
残念ながら「仕事が無い」時には本当に無い! もしくは「確かに今、人手は必要ないよなぁ」 と感じる時もあった。
車などの足が無くたって人づてに紹介され一緒に町から遠いファームに仕事に行く人もいたし、直接住み込みのパターンもあり・・・(*⁰▿⁰*)
やっぱりなんだかんだ、
どの方法をとったって、タイミングが全てなようで
・・・ 全ては ご縁 と 運 だと思うのでした*
オーストラリアを一周した後の、
私たちの場合の
1つの事例の紹介・・・
パワースポット(みたいな綺麗な場所)にいっぱい行ってて良かったなぁ
と思うカナーボンでの職探しでした(*´ー`*)☆
〈オマケ〉
そういえばスーパーに貼った貼り紙の方はというと、、、?
約2週間後に連絡がきて2人してクリーナーの仕事をしました★
(でもすぐに終わらせました(笑)。いい職場体験でした(^-^)v)