ゆきえりの足跡。。。。

夫婦の日常と、今までとこれからの旅の記録。

マーガレットリバーでファームジョブ~プルーニング編~

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久しぶりの仕事記事です。
今回はマーガレットリバーでのぶどうのプルーニング(剪定)について、です。

プルーニングとは余分な枝を切り落とし、必要な枝を切り揃える作業です。

(枝が長すぎるとその分、芽が出過ぎてしまうので指示された長さに切り揃える必要があります。)

 

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プルーニング前

 

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プルーニング後。枝の節目の部分につぼみがあり、ここから芽が生える。

 

 

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芽が出てきたぶどう。

 

 


私たちはLabour Solutionsに登録してプルーニングをしたので、ここではLabour Solutionsでの流れを書いていきます。

マーガレットリバーのエージェントについてはこちら↓

 

ye-ashiato.hatenablog.jp

 

シーズン

 


プルーニング(剪定)はぶどうのピッキングが終わり葉っぱが枯れ落ちてから
なので6月中旬か、下旬ぐらいから始まります。
終わりは9月の中旬ぐらいまでです。

そしてこの時期、5月〜9月ぐらいまで、マーガレットリバーは大体1日に1回は雨が降ってたように思います(・_・;
ずっと降り続く事は少ないんですが。


なので、やりたい!って人は少ないかもしれないですね。
実際に一緒にぶどうのピッキングをしていた人達はみんな晴れる気候を求めて北の方へ移動して行きました。(北の方は乾季になるので雨が少ないです)


もしマーガレットリバーでプルーニングをするなら毎日の雨は覚悟しておいてください。笑

 

 


まず登録から

 

 

Labour Solutionsのプルーニングの登録は6月はじめから始まり、直接オフィスに行って登録します。

仕事が始まる前にプルーニングの仕事についての説明と働く為の書類を書いて提出、備品の購入などがあります。

 

 


備品について

 

購入できる備品

 

レインコート、長靴、グローブ

これらはこの時に買う事が出来ました。もし既に持っていたり、用意していたら買わなくても大丈夫です。

 

購入しなければならない備品

 

セーフティグラス、シャープナー(セカターの刃を研ぐ為の物)
*セカターとはプルーニング用の電動のハサミの事です。

セーフティグラスは眼鏡をかけている人は必要ないです。
シャープナーは必須。

 


借りれる備品

 

剪定用ハサミ、ポーチ

剪定用のハサミとポーチは最初にお金がかかりますが最後に返却するとお金も返ってきます。ポーチは必要かもですがハサミは基本的にセカターを使うのでどちらでも、、、


セカターはレンタル料がかかります。これが無いと話にならないので、しょうがないですが。まぁ微々たるものです。

セカターは1人1台用意され、基本的にオフィスの裏の倉庫に置いてあります。
仕事の前に取りに行き、終わって帰ってきたら元の場所に戻して充電するサイクルです。充電は忘れずに。




備品についてはこんな感じです。
購入したものがあれば最初の給料から引かれるのでお金の用意などは必要ありません。

 


仕事について

 


Labour Solutionsではいくつかのチームに分けられ、チーム毎に毎朝オフィスに集合します。そこでその日にやる場所(担当する畑はちょこちょこ変わります)を聞き、みんなで向かいます。

車を持ってない人は1日$5かかります。

 

 

仕事は月曜から金曜で、土日は休みです。
時間は7時半から15時半までで、金曜日だけちょっと早め(13時ぐらい)に終わってました。

 


初日はLabour Solutions所有の畑でスーパーバイザーの説明を受け、練習もします。
その後1人1レーン毎に担当し、ひたすら枝を切っていきます。

 

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 羊たちと一緒に働く事もありました。

 

 

毎日毎日、ひたすら枝を切りましょう。
最初は大変ですが、慣れてくると歌いながら出来るようになります。
なんでもやってたら慣れるものですね。

 

ある日、えりはマツケンサンバを歌いながら物凄いスピードで枝を切ってました∑(゚Д゚)
なんでマツケンサンバだったのかは不明です。笑

 

 

 

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これから羊狩りに行くえり。の写真。

 

 

 

 給料について

 

 

給料は歩合制でぶどうの木、1本につき$0.3~0.7ぐらいです。
私たちは週に平均$600ぐらいでしたが、速い人は週に$1000近く稼いでる人もいるにはいました。まぁ働く畑のレート次第なので運もあるかも、、、

 


 


こんな感じですかね。

2016年度・プルーニング(ぶどうの木の剪定)について〜、でした。

 

 

今回はプルーニングについて書きましたが、この時期はプルーニングの他にラッピングという仕事もあります。(私たちは実際にはやってないので聞いた話です)

ラッピングとは、ぶどうの幹から伸びている枝をワイヤーに巻き付けて固定する仕事です。給料は同じ歩合制ですが、始まる時期はプルーニングより少し後だったように思います。


 

これらの仕事は、よほどひどくない限り雨の中でも行われ、天気や気候にあまり左右されず安定して毎日働けるのでセカンドビザを取りたい人にはおすすめです。
私たちもプルーニングでセカンドビザを取りました。


もし、やってみようと思った方がいれば雨に負けず頑張ってください(^^)

 

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羊の家族。

ここの畑は枝多すぎ。。。