オーストラリアを一周して 感動した自然 24選 【1〜12の前編】
オーストラリア大陸のほぼ中央、アウトバックと言われる乾燥した大地と赤土の世界に忽然とそびえる世界最大級の一枚岩。「エアーズロック」「地球のへそ」とも呼ばれ、オーストラリアらしい自然の観光名所としてあまりにも有名な場所。西洋人による植民地化の始まるずっと昔から、オーストラリア現地の民族アナング族により守られてきた原住民アボリジニ達の神聖なる聖地で彼らの言葉で「ウルル」と呼ばれる。
世界複合遺産に共に登録されているオルガ岩群(カタジュタ)もウルル・カタジュタ国立公園内にありオーストラリアの重要で見逃せない観光スポットになっている。
〈行ってみて・・・〉
・ど定番中のド定番。でも行けば納得!やっぱり1番良い!!!近辺にあるオルガ岩群も合わせて、心が洗われるような綺麗さと何ともいえない特別なパワーに圧倒されます。
大陸中央の自然の厳しさをモロに感じる場所なので、行く時期や準備には気をつけて(行った時期・4月)
〈行って見て・・・〉
・エスペランス近郊の海はどこもかしこも綺麗な場所ばかりだけれど、町から56kmのケープ・ル・グラン国立公園内のラッキーベイはまた特別!!歩くとキュッキュと音がなる真っ白な鳴き砂とパキッと分かれた海の青のコントラストはどれだけ見ても飽きません。ここでは運が良ければビーチでカンガルーも出没します♪
西オーストラリア州北中部、ノースウエスト岬沿いに南北260kmに渡り広がる巨大珊瑚礁群。200種類以上のサンゴと300種類以上の魚類が生息し、グレートバリアリーフにも引けをとらない貴重な海として世界自然遺産に登録されている。通年で巨大マンタと泳げ、季節限定で世界最大の魚類 野生のジンベイザメと泳げる世界的にも希少な海。1番の特徴は、陸(ビーチ)から珊瑚礁の見える美しい海までの距離がすぐ近くであること。世界遺産に登録されたエリアの一角となるケープレンジ国立公園ではカルスト台地の絶景と美しいビーチでのスノーケリングが楽しめる場所として人気がある。ニンガルーリーフでの観光拠点となる場所は、エクスマウスという田舎町。まだそれほど観光開発が進んでおらず、アクセス手段の限られる西オーストラリア北のエリアに位置する。
〈行ってみて・・・〉
・1度エリアに到着してしまうと、キラキラと光り輝く美しい海、スノーケリングができる珊瑚礁群までの近さに本当に驚きました!ジンベイザメとのスイミングが出来ることも考えると、この海の貴重さがより際立ちます。(してないけど・・笑)
ツアーなどお金をかけなくても、ただ自然の綺麗さだけで単純に感動できちゃうぐらい素敵な場所でした
西オーストラリアで最初に世界自然遺産に登録された場所。その1番の要因となった、地球生命の起源を解き明かすといわれるストロマトライトの世界最大の群生地。また、野生のイルカに餌付けができるリゾートのモンキーマイアや世界のジュゴンの8分の1に当たる数がすむ世界最大のジュゴン生息地、110km以上のビーチが全て貝殻でできたシェルビーチなど、見所や自然の観光スポットが点在するエリア。様々な海洋生物を生かしてきた海の綺麗さはもちろんのこと、自然の不思議さと豊かさを感じるができる。
〈行ってみて・・・〉
・「オーストラリアって凄いな・・・」って率直に感じる貴重な体験や景色ばかり。。たくさんのストロマトライトの生息やシェルビーチにと、同じエリアで固まる自然の見所の数々は他の場所では見られない!!ハズ!
南オーストラリア〜西オーストラリア間を陸路で移動、ナラボー平原を進む人にしか見ることができない絶景。見晴らしスポットとして、駐車場など簡単な設備は設けられているが、特に観光地でもない。が、それゆえにオーストラリアの自然の野生味溢れる荒々しい崖が目の前、もう一歩踏み出せば落ちるという所まで堪能することができる。危険性は否めないが、オーストラリアで溢れる崖の中で最もスリリングかつ美しさも併せ持つ。
〈行ってみて・・・〉
・怖い。危険。でも息を呑むほどの大迫力さと雄大な海の景色は、あんな辺鄙な場所まで進む人へのご褒美といっていいくらい思い出に残ると思います。本当に、大地が急に崩れ落ちたみたいな崖なので、行く時は安全第一!を心がけましょう
90マイルストレート(146.6kmまっすぐがずっと続く)の道を行くナラボー平原・南オーストラリア側に見晴らしスポットがあります。
公園内は未舗装道路も含まれますが道路状況は日々、改善されているようです。
世界最大の砂でできた島、フレーザー島。島の表面は緑豊かな亜熱帯雨林に覆われているが土台は完全に砂でできており、できた起源は14万年以上も昔に遡る。森の中では野生で純血を守られているディンゴやポッサム、ワラビーなどのたくさんの動物たちが住み、貴重な自然から世界自然遺産に登録されている。
ツアーでくるのが一般的で、75マイルあるビーチを4WDで駆け抜け、フレーザー島内にあるいくつもの湖の中でも最も美しいとされるマッケンジー湖や清流流れるエリクリーク、浜辺に打ち上げられた難破船マヘノ号、亜熱帯雨林の散策など、フレーザー島ならではの美しい名所を見て回ることができる。
〈行ってみて・・・〉
・有名な各所を巡るツアーがすごく大満足でした。1番はマッケンジー湖。信じられないくらい透明度の高い水に、これで湖なの!?と驚く色合い。ツアーだと時間の関係もあって慌しくなりがちなので、時間配分に気をつけて楽しみました♪
西オーストラリア北部エリア、ブルームの町。水色の美しい海や毎月満月の前後数日のみ見られる自然現象「月への階段」で有名な町は、小さな町の中にブルーム国際空港も持つほどのリゾート地。 西オーストラリア有数の人気ビーチである町の西6㎞ ケーブルビーチでは、サンセット時の美しい景色がおすすめ。きめ細かい白砂の美しいビーチにインド洋へ沈む夕陽が照らし出されると、まるで鏡のように全てが反射する。同時刻に、キャメルライドというイベントも行われており、夕陽を眺めながらラクダの背に揺られるアトラクションもブルームの名物風景となっている。
〈行ってみて・・・〉
・インド洋に沈む有名なサンセット見所ポイントは西オーストラリアに数多くあったり、何度も夕陽を見ていますが、ここでのサンセットが1番忘れられないものになりました!夕陽は天気次第にもなりますが、まだまだ観光要素がいっぱいのブルームは、町の近くの恐竜の足跡が見られるガンシュームポイントと呼ばれる場所も景色の綺麗さがピカイチでした
数あるタスマニアの国立公園の中でも随一の景勝地となるクレイドル山。世界自然遺産のタスマニア原生林の中核を占めるとされるクレイドル山・セントクレア湖国立公園内にある。1500m以上の山々が並び、深い樹林に覆われ無数の湖が点在する神秘的な自然美に溢れる場所で、各レベルに応じた散策ルートも設けられている。タスマニアの大自然を満喫するならば絶対に外したくない場所とも言われているほど有名。
〈行ってみて・・・〉
・散策トラックは神秘的な景色の連続でタスマニアの自然らしさがたくさん!静かでひたすらマイナスイオンがいっぱいな感じ。ハードなコースもあるので個々のレベルに応じて、時間と体力が許す限り突き進んでみても後悔はしないと思います。
20億年以上前の地層が露わになった渓谷を数多く有し、散策ルートも難易度別にたくさんありオーストラリアの大自然を満喫できる。しかし国立公園内の道路のほとんどは未舗装道路となり、内陸を進んだ先最寄りの町までの公共交通機関がなかったりなど、軽い気持ちで行きにくい現状から「西オーストラリアの秘境」として知られている。
〈行ってみて・・・〉
広大な敷地内、過酷な場所も数多いカリジニ国立公園内で一部の場所しか行くことができなかったですが、ちょっと行くだけでもその自然の凄さが充分伝わるくらい素晴らしい場所でした。今度あるならツアーか四駆で来よう、それが良さそうだと思いました。(笑)
中央オーストラリア、ワタルカ国立公園内にある大渓谷。2004年放映されたTVドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」や1994年オーストラリア映画「プリシラ」での収録場所としても使われた場所。切り立った崖の高さは270mにもなり様々な岩肌をみせる壮大な渓谷美と景色が広がる。
〈行ってみて・・・〉
・わざわざ行くことになるオーストラリア中心部。でもやっぱり行ったら行ったで、凄い。本音を言うと、渓谷慣れ・岩慣れしてない場合はもっともっとめちゃくちゃ良いと思います!
世界自然遺産に登録されたシドニー近郊随一の景勝地でいくつもの滝や渓谷を有する。4000km以上にわたって連なる標高1500mの山脈は、変化に富んだ地形も持ち、洞窟など広く幅広いエリアにも観光客が集まる。 ユーカリ林がうっそうと茂る森は、そのユーカリが含む油分が揮発し、一帯に青いフィルターがかかったように見えることから「ブルーマウンテンズ」という名がついたといわれている。中心部のポイントとして、「スリーシスターズ」といわれる岩が最も有名。
〈行ってみて・・・〉
・スリーシスターズが眺められるエコーポイントまで車でサッとアクセスしやすいのに、見応えがある景色が良かったです。シドニーからの日帰り先として人気なこともあり、観光施設や設備も各場所で揃っていそうな点が良いなと思いました。
12まで、でした♪
「オーストラリアを一周して 感動した自然24選」
13〜24.の残りは 後編で!