【エデンバレー】
独特な冷涼気候により、シラーズの他にもリースリングも有名とされるワイナリー地帯。
バロッサバレーから車で20分か30分か。
周りは木や森に囲まれ、辿り着くまでの道でもブドウ畑は広がり、道路のそばで樹齢も古そうな木を見ることもありました。
ここに行ってみたかった!!
〈 Henschke 〉
オーストラリアの高品質ワイン ペンフォールズのグランジと比較されることもある、同じく高級なワイン ヒル・オブ・グレイス を生み出しているワイナリー!!
セラードアーは小さく、なんだか身が引き締まります。緊張です。
2.3組入ったら、いっぱいいっぱいになるようなスペースです。
が、私達が行った際は、そんな緊張をもブチ壊すハイパーテンションの高いお姉さんがスタッフの方でいて、とっても楽しかったです*
気さくで陽気すぎて、こっちがビックリするぐらいでした。笑 でもそれが逆に私達にとっては安心して良かったです(≧▽≦)☆
こっちも写真とればいいよーーー★って
私達が手に届く範囲のものもありますよ(*´ω`*)
でも、すっごく大層な箱に入れられて渡され、おぉ!!さすが!!ってなりました*
あれ?またワイン買ってるよ?
まぁ~、これは仕方ないです!!(´▽`*)!!!
と、ここで・・・
私達は、ワイナリーの中でどうしようかすっごく迷ったのですが、一か八か
あの名高い、
ヒル・オブ・グレイスの畑を見に行くことはできないのか、聞いてみるだけ聞いてみることにしました・・・。
南オーストラリア州には、樹齢が100年は超えるとされるぶどうの木が多くあります。ヒル・オブ・グレイスというワインもこの古木のシラーという品種で作られます*
もちろん他の国や地域にもありはしますが、実はこれは非常に珍しいこと。
その昔、フィロキセラと言われるアブラムシの一種が世界中のぶどうの木を脅かしていたからです・・・。
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フィロキセラは元々はアメリカ大陸にのみ生息していた虫ですが、1800年代に、ヨーロッパにアメリカから輸入されたぶどうの苗木から渡って、急速に広まってしまいました。アメリカ系の耐性のあるぶどうの木は平気ですが、ない木はひとたまりもなく、ぶどうの根に寄生し付着すると、あっという間にぶどうの木自体を腐らせます。
1863年には、フランスで急速に広まり、結果、ヨーロッパの2/3のぶどう畑は壊滅!!
オーストラリアでも最初に見つかったのは1875年、ヴィクトリア州にて。
この影響でヴィクトリア州のブドウはほとんどが引き抜かれ壊滅的なダメージを受けましたが、ニューサウスウェールズ州には一部のみ、そして他の州、南オーストラリアは徹底した検疫を行い、他の州とは隔離された地理的状況もあった為、フィロキセラの侵入を未然に防ぐことができた・・・
という歴史があるそうです。
ネットでの情報では、今現在、外からの来訪者は安易に畑に入ることもできず、ぶどう畑に立ち入る際には消毒等の準備が必要。。
そんな話もあるみたいですが、ちらっと風の噂で聞いたのです。
もし、畑を見れたらラッキー♪ ダメならダメでいい!聞いてみよう!!
私は・・・意を決して、聞いてみました!
ハイパーテンションの高いお姉さん:
「いいよーーーー☆彡」
(゚∀゚)え?
いいの?笑
「いいよー☆待ってね、今 地図書いてあげるよ♫」
あんなに前置きして、私もダメ元で聞いたのですが、なんともあっさり許可と手書きの地図を渡してくれたお姉さんっ\(^o^)/♫
やった~☆彡
お姉さんが書いてくれた地図を見ながら、未舗装道路をすすみ、見に行くことができましたぁ~\(*^▽^*)/♪♪
この畑が 「神の恵みの丘」と名付けられた畑、そしてヒル・オブ・グレイスのぶどう達・・!!!
一応、畑には入れないように低めの柵が設けてあるので道路脇から見まーす♪
このルーテル教会の向かいにあります*
いやぁ~、良かった*
この思い出を作れただけで、南オーストラリアに来たかいがありました*( ̄▽ ̄)**
え?
そんなに、ヒルオブグレースに思い入れがあるなら、飲んだことあるのかって???
もちろん、ないですよ ( ̄▽ ̄)
私は、安い箱ワインでも大丈夫です(゚∀゚)☆彡
箱ワインも出してる!YALUMBA ↑よく見るやつーーー!!
オーストラリアの最も古い、歴史と伝統ある家族経営のワイナリーです☆彡
こうして、私達の長い1日、バロッサバレー観光は終わりました♪
ゆきさんからの一言コーナー!
「Henschkeは本当に良かった!いい思い出になりました\(^o^)/」
走行距離:148km
ガソリン:Nuriootpa 122.4/ℓ